【三菱デリカD:5】走行中のガタガタ・ゴトゴト異音を解消!安全走行のための必須メンテナンス【整備事例】
あり社長です。今日の整備はSUV・ミニバンとして人気の高い三菱デリカD:5。悪路に強く、家族でのアウトドアにも大活躍する一方、走行距離が伸びてくると足廻りにトラブルが起こりやすい車種でもあります。
今回は、当店にご依頼いただいた**「走行中のガタガタ・ゴトゴト異音」**の修理事例をご紹介します。
中古車販売・整備を行う私たちが普段どのような視点で点検・整備を行っているかをお伝えしながら、同じ症状でお困りの方の参考になる内容をまとめました。
■ お客様からのご相談:走行中に“ガタガタ・ゴトゴト”と異音がする
お客様からのお問い合わせは次の内容でした。
「走行中にガタガタ、ゴトゴトと異音がする」
「停車中にハンドルを細かく動かすと、ハンドルを通して振動が伝わってくる」
異音やハンドルの違和感は、足廻りトラブルの代表的なサイン。
放置すると走行安定性が低下するだけでなく、最悪の場合、操舵不能となる危険もあり、早期点検が必要です。
■ 試運転とリフトアップ点検で原因を特定
まずはお預かりして、スタッフが実際に試運転。
走行中の路面状況に応じて、確かにゴトゴト・ガタガタという不快な振動が確認できました。
次にリフトアップして足廻りを詳細に点検します。
▼ フロント左側の“横揺れのガタ”を確認
足廻りを揺らしながら確認すると、
フロント左側に横揺れのガタ(異常な遊び)を発見。
これは放置できるレベルではなく、**「今すぐ修理が必要」**と判断。
さらにガタが出ているタイミングで細かな動きを確認すると…
▼ タイロッドエンドの揺れを確認
ハンドル操作の力をタイヤへ伝える重要部品 **「タイロッドエンド」**に明らかなガタがありました。
- ハンドルの振動
- 走行中のガタガタ音
- 不安定な走行感
これらはすべて、この部品の劣化によって発生していた症状です。
■ タイロッドエンドの役割と、ガタつきが生む危険性
タイロッドエンドは、ステアリング操作を左右のタイヤに伝える非常に重要な部品です。
ここにガタが出ると次のようなリスクがあります。
- 直進安定性の低下
- ハンドル操作のズレ
- 異音・振動の増加
- 最悪の場合、走行中に外れて操舵不能に…
特にデリカD:5のように車重がある車は、負担も大きく、劣化が早まる傾向があります。
■ 修理作業:タイロッドエンドの交換で症状が改善!
ガタつきの原因が特定できたため、
今回は タイロッドエンドの交換作業 を実施しました。

これはひどい。。。
交換後、再度試運転を行ったところ…
- 走行中のガタガタ音 → 消失
- ハンドルブレ → 改善
- 停車中のハンドル振動 → 解消
無事、症状は完全に改善され、お客様にもとても安心していただけました。
■ 同じ症状が出たら要注意!早期点検をおすすめします
デリカD:5に限らず、以下のような症状がある場合は足廻りのガタが疑われます。
- 段差で“コトッ”“ゴトゴト”という音がする
- カーブを曲がるときに異音
- ハンドルの振動が気になる
- 車体がフラつく
- タイヤの片減りがある
足廻りは放置すればするほど他の部品に負担をかけ、修理費が大きくなるポイントです。
早めの点検が結果的にもっともコストを抑える方法になります。
■ 中古車販売と整備を一体で行う当店の強み
当店(株式会社Ari・L/長崎県諫早市)の特徴は、
中古車販売と整備の両方を自社で行っていることです。
- 販売車両は全台整備士による徹底点検
- 仕入れ段階で“弱点となる部分”を把握した整備
- ハイブリッド車やSUVの専門知識
- 修理・車検・予防整備まで一貫サポート
- 異音診断・足廻り点検が得意
販売と整備の両方を行うからこそ、
「本当に長く安心して乗れる一台」をご提案できます。
■ まとめ:異音は“クルマからのSOS”です
今回の三菱デリカD:5のように、「なんとなく音がする」「振動が増えた」という違和感は、
クルマが発しているSOSサインです。
小さな異音でも、
- 足廻りのガタ
- タイロッドエンドの劣化
- ブッシュ類の損傷
- サスペンションの磨耗
など重大なトラブルにつながるケースもあります。
早期点検は、安全のためだけでなく、
結果的に修理費を抑える最も賢い方法です。
デリカD:5の異音・ハンドル振動でお困りなら、Ari・Lへご相談ください!
- 「走行中にガタガタ音がする」
- 「ハンドルから振動が伝わる」
- 「足廻り点検をしてほしい」
どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。
株式会社Ari・L(アリエル)
長崎県諫早市
お客様の大切な一台を、安心・安全に保つために心を込めて整備いたします。
