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  • 【アウディA4 クワトロ】ガラガラ音の原因は?実際の修理事例と中古車選びで大切なポイント

【アウディA4 クワトロ】ガラガラ音の原因は?実際の修理事例と中古車選びで大切なポイント

中古車を安心して長く乗るためには、購入後の点検・整備がとても重要です。
今回は、お客様からお問い合わせのあった 「アウディA4 クワトロのガラガラ音」 をテーマに、実際の修理事例をご紹介します。

輸入車は構造が複雑な部分もあり、音や振動の変化がトラブルのサインであることが多くあります。
「最近ちょっと変な音がする」という気づきが、大きな故障を防ぐ第一歩です。

お客様からのご連絡

ある日、お客様より

「エンジン付近からガラガラ音がする。
ベルトが半分切れているように見える。」

というご連絡をいただきました。

走行自体は可能とのことでしたが、安全を最優先して当店の積載車 アリエル号 で搬送。
輸入車のトラブルは突然進行することもあり、無理に走行するとさらに故障が広がるケースもあります。

エンジン始動時からガラガラ音を確認

搬送後、エンジンを始動してみると

室内まで響くようなガラガラ音 を確認。
お客様の不安は当然です。異音は「車が発しているSOS」のようなもの。

まずはベルト周りを目視で点検していきます。

目視点検で異常を発見!

ベルトを確認すると、すぐに違和感が。

  • オートテンショナーが大きく曲がっている

本来まっすぐテンションを保つ部品ですが、
明らかに傾き、正常な位置から外れている状態

この歪みが原因でベルトに余計な負荷がかかり、結果的に半切れや異音を引き起こしたと考えられます。

ベルトを外してさらに点検

原因を正確に特定するため、ベルトを一度外してみると

  • エアコンコンプレッサーのプーリダンパーも破損

なんと、プーリのダンパー部分が完全にちぎれている状態 でした。

テンショナーだけでなく、周辺部品にも負担が伝わり連鎖的に故障していたようです。

不良部品をすべて新品に交換

今回交換した主な部品はこちら:

  • オートテンショナー(新品)
  • エアコンコンプレッサープーリ・ダンパー(新品)
  • ベルト(新品)

全て純正品質の新品部品に交換し、再度エンジンを始動すると

異音は解消!エンジンは絶好調に

ガラガラと響いていた不安な音は完全に消え、
エンジンも滑らかに回る元の状態に復活しました。

お客様にも大変喜んでいただき、こちらも嬉しい瞬間です。

【中古車選びのポイント】はトラブルの大きなヒント

今回のようなケースは、特に輸入車や高年式車に起こりやすいトラブルです。
中古車を選ぶ際は、次のようなポイントを押さえておくと安心です。

✔ 異音・振動がないか

アイドリング時の音、走行中の音、エアコン作動時の音などは必ずチェック。

✔ ベルト類の状態

細かいひび割れや摩耗は故障の前兆。

✔ テンショナー・プーリーの作動確認

見た目だけでは判断しにくいので、プロ点検が必須。

✔ 整備履歴がしっかり残っているか

前オーナーのメンテ状況は非常に重要。

中古車販売 × 整備工場が一体型の店舗は安心

当店のように 中古車販売と整備事業を両立している店舗 では、

  • 納車前の徹底整備
  • 故障リスクの事前診断
  • 修理体制が整った安心感
  • 購入後のアフターサービス

これらを一貫して提供できます。

「買った後の不安」がなくなるため、多くのお客様から喜ばれています。

まとめ:異音は見逃さず、早めの相談が安心

今回のアウディA4クワトロの事例では、

  • ベルトの半切れ
  • オートテンショナーの変形
  • エアコンコンプレッサープーリの破損

という複数の故障が重なって異音を発生させていました。

輸入車・中古車に限らず、車の異音は早めにご相談いただくことで
大きなトラブルを未然に防げます。

「最近ちょっと変な音がする」そんな時はお気軽にご相談ください

当店 AriL(アリエル) では

  • 輸入車・国産車の整備
  • 中古車販売
  • 故障診断
  • 点検・修理
  • ハイブリッド車の診断

など幅広く対応しております。

お車のことで気になる点がある方は、いつでもご相談ください。