【長崎県諫早市】中古車販売・整備のプロが語る!夏の猛暑と軽自動車のエアコン不調の真実
こんにちは!
長崎県諫早市で中古車販売・車検整備を行っている「株式会社Ari・L(アリエル)」こと、あり社長です。
ここ最近、「暑すぎる!」という声をお客様から毎日のように耳にします。
特に2025年の夏は異常とも言える気温が続いており、軽自動車のエアコン不調が急増しています。
「ガソリンスタンドでガス入れてもらったけど、全然冷えない…」
そんな声に共感された方、多いのではないでしょうか?
この記事では、エアコン不調の正しい見極め方や、今どきの軽自動車が抱える課題、さらに快適な夏を過ごすための小技まで、プロの整備士目線でわかりやすくお伝えしていきます!
◆エアコンが冷えない!その原因は“ガス不足”ではないかも?
暑さが続くと、「とにかく冷えない!」「とりあえずエアコンガスを足してもらおう」と考える方が増えます。
ですが…
実は**“ガスを補充すれば直る”という考え方は間違い**なんです。
◎エアコンガスは「適正量」が命!
エアコンガスというのは、多ければ多いほど冷えるというものではありません。
むしろ、多すぎると冷えが悪くなったり、コンプレッサーを痛める原因にもなってしまいます。
当店にも、**「ガスを入れすぎた軽自動車」**がよく入庫します。
今日も一台、過剰に入れられたガスを抜く作業を行いました。
◎「とりあえず補充」より、「きちんと診断」!
本当に必要なのは、きちんとエアコンの状態を診断することです。
・コンプレッサーの作動は正常か
・ガスの圧力に異常はないか
・エバポレーターやコンデンサーに詰まりはないか
といった項目を専用機器でチェックしないと、根本的な解決にはなりません。
◆“古い軽自動車”ほど要注意!今の暑さに耐えきれない?
エアコンが効かない原因は、ガスだけではありません。
近年の気温上昇により、昔の軽自動車ではそもそも能力不足になっていることが多いのです。
◎「昔のエアコン設計」では今の酷暑に対応できない…
一昔前の軽自動車に搭載されているコンプレッサーは、現代の猛暑を想定していません。
35℃を超えるような日が続くと、能力オーバーですぐ壊れてしまうのです。
特に、
- 年式が10年以上前のモデル
- 走行距離が10万キロ以上
- エアコン整備歴が不明
このような車両は要注意です。
◎メーカーごとに弱点も違う!
実は、メーカーや車種によって壊れやすい部分が違うのも事実です。
たとえば:
- ○○社はコンプレッサーが弱い
- △△社は内部の弁が固着しやすい
といった、整備士でないと分からない特徴もあります。
こうした違いを踏まえて、正しい判断と整備が必要です。
◆インパネ(内装)も高温に!「冷たい風が出ない」の盲点
「風は出てるのに、ぬるい…」
これも夏によくあるエアコントラブル。
実は、インパネ(内装)が熱を持ちすぎて、冷風が温められていることがあるんです!
◎冷たい風が出ても、熱された内装で温まってしまう!
ダッシュボードが灼熱になっていると、冷たい風が吹いていても風向口の間で温風に変わってしまうんですね。
これはガスの量や機械の不調とは関係ありません。
◎簡単対策:タオルや日除けを活用しよう!
暑さ対策のひと工夫として、
- インパネに白いタオルを敷く
- サンシェードをこまめに使う
- 車を日陰に停める
なども意外と効果があります。
◆今年は「エアコン診断機」絶対導入します!
ここまでエアコンについてお話してきましたが…
実は、私たち整備士側も道具が命!
今年こそは、エアコンガスを“適正量”で補充&回収できる専用機械の導入を決意しています。
◎正確なガス管理で、車にも優しく、長く使える!
この機械があれば、
- ガスの回収・再生
- 適正量の充填
- システムの真空引き・漏れチェック
すべてワンストップで管理可能です。
車に負担をかけず、最も効率の良い冷却性能を引き出すには、やはり必要不可欠な設備だと実感しています。
◆まとめ:この夏、中古車購入・点検のタイミングです!
この夏はエアコン関連のトラブルが続出する可能性が高いです。
もし今、
- 軽自動車のエアコンが不調
- 暑さで車内が快適じゃない
- 中古車の買い替えを検討中
という方がいらっしゃれば、今が点検・相談のタイミングです!
中古車選びも、整備のプロがいるお店だからこそ「エアコンがしっかり効く」安心の一台をご提案できます。
【店舗情報】
株式会社Ari・L(アリエル)
長崎県諫早市飯盛町
電話:0957-42-5730
営業時間:9:00〜18:00(日祝休)
点検・整備・中古車のご相談はお気軽にどうぞ!
軽自動車のエアコンに不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください!
プロの目で「原因」と「最適な対策」をご提案いたします。